大友ファミリーの犬&猫飼育日記 ハジメのニャンコ飼育日記 アダルト編

Story02<お手入れ編>まめに毛づくろいするスー。でもたまに吐いちゃうんだ。

家庭でやってあげたいお手入れは?

◆ブラッシング
 ブラッシングは、被毛についたゴミや汚れを落とすだけでなく、余分な抜け毛を取り除き、皮膚の新陳代謝を促す効果があります。毛の抜け変わりが早くなるので、毛づやも良くなるのです。また、ブラッシングによって猫の体に触る機会が増え、皮膚病など体の異変に早く気づけます。さらに、飼い主さんとの接触が増えることで、猫との信頼関係も深まります。スキンシップも兼ねて、長毛・短毛に関わらず、毎日やってあげるのがオススメです。
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◆歯みがき
 猫は人間と違って虫歯にはなりにくいですが、歯の周囲の組織(歯肉、歯を支える骨など)に炎症が起きる「歯周病」が非常に多く見られます。
  歯周病は進行すると、歯が抜けたり痛みで食事がとれなくなることも。また血管を通じて細菌が体内に侵入すると、心臓や腎臓など全身の病気を引き起こす可能性もあります。「たかが歯」と言えない怖い病気なのです。
  歯周病の原因は歯についた歯垢(しこう)と歯垢が石灰化した歯石(しせき)です。歯垢が歯石になってしまうと、動物病院で麻酔をかけて除去しなければなりません。そうなる前に、家庭での歯みがきで歯垢を落とすことが大切。猫の場合、歯垢は1週間程度で歯石に変わります。理想は毎日、最低でも週1回は歯みがきを行うようにしましょう。
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◆爪切り
 外で固い地面を走り回ったり、爪とぎを頻繁にしているとあまり爪は伸びませんが、完全室内飼育の場合は伸びてしまいがち。気になる時は猫用の爪切りで先端部分のみカットしましょう。
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●シャンプーはした方がいいの?
 短毛の猫は自分でグルーミングして体を清潔に保てます。完全室内飼育であれば、定期的なシャンプーは必要ありません。長毛の猫は、健康な皮膚・被毛を保つために月1回程度のシャンプーが必要。大きめの洗い桶にぬるま湯をはり、猫用シャンプーとリンスでやさしくもみ洗いしましょう。シャンプー後はタオルとドライヤーでしっかり乾かして!

お手入れを嫌がる場合は?

 まずは体に触ることから慣らしましょう。最初は猫の好む首まわりやのどから触っていき、嫌がらなければ徐々に背中やお腹にも触っていきます。やさしく声をかけて、猫をリラックスさせながらやってあげましょう。嫌がる素振りを見せたら、無理強いせず短時間でやめてもOK。
  体を触られるのに慣れたらコームやブラシをあてて感触に慣らします。それにも慣れたら、少しずつ毛をとかします。歯みがきや爪切りも同様に、口元や足先に触ることから慣らしましょう。

  1. 食事編
  2. お手入れ編
  3. 健康診断を受けよう編
  1. 遊び編
  2. 気をつけたい病気編
  3. もしもの時に備えて…編

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