Let's Study! 犬と猫の肥満について知ろう!

ブラッシングのポイント
歯みがき
爪切り

ブラッシングのポイント

●短毛種の場合

 主に抜け毛を除去する目的でやってあげます。換毛期(春〜夏、秋の終わり)は毎日、それ以外でも週に1〜2回はやってあげましょう。

(1)コームやブラシで毛流れに沿って全身をとかします。あらかじめ濡れタオルで全身を拭いておくと、抜け毛が飛び散りません。
(2)猫が自分でグルーミングできない耳の後ろ〜首筋は特に念入りにとかして。
(3)顔周りは内側から外側に向かってとかしていきます。

●長毛種の場合

 毛に付いた汚れを除去し、毛のもつれをほぐすため、毎日1回は必ずやってあげましょう。

(1)コームで毛流れに沿って全身をとかします。コームは根元までしっかりさして、ゆっくりとかしていきます。

(2)コームが引っかかる(毛もつれや毛玉がある)部分は、片方の手で表面の毛をめくって根元から少しずつとかします。スリッカーやピンブラシを使ってもOK。

 お腹周りや足の内側をとかす時は、猫を仰向けにするか、前足を持ち上げて立たせた状態で素早く行います。お腹の毛は中央から左右にかき分けるようにブラシをかけると良いでしょう。

(3)毛玉になっている部分は、指先でもんでほぐしてからコームやスリッカーでとかします。固くなっていたら、ハサミで切れ目を入れてほぐすか、根元から切り取りましょう。猫の皮膚は伸びるので傷つけないよう注意!

(4)毛もつれがなくなったら、コームやブラシで全身の毛並みを整えます。

左からスリッカー/コーム(大、小)/ピンブラシ/獣毛ブラシ。用途に合わせて使い分けよう。

ページのTOPへ

歯みがき

●上あごの犬歯の後ろをしっかり磨こう

 歯ブラシでこするのが理想ですが、いきなり使うと嫌がる子がほとんど。最初は指にガーゼを巻いて、歯をこすることから練習しましょう。乾いたガーゼでこすると痛がるので、必ず水(缶詰の汁でもOK)で濡らします。
  前歯の外側から始めて、徐々に奥歯、歯の裏側も磨いていきます。特に上あごの犬歯の後ろの歯(前臼歯)は歯垢が付きやすいので注意して!

片方の手で猫の唇をめくり、ガーゼを巻いた指でこすります。慣れたら、歯の裏側も磨きます。

ページのTOPへ

爪切り

●先端の半透明の箇所だけをカット

 猫の爪は普段は指の中に引っ込んでいます。指先を軽く押すと爪が出てくるので、先端の半透明の箇所だけを2-3oだけカット。ピンク色の部分は血管が通っているので、深く切ると出血して猫も痛がるので注意して!

(1)指先を軽く押すと爪が出てきます。
(2)先端の半透明な箇所だけを慎重にカット。

ページのTOPへ