子猫の入手経路としては、ブリーダーやペットショップから購入する例もありますが、捨て猫を引き取るケースはとても多いようです。安易に猫を捨てる人が後を絶たない中、里親になるのは良い選択のひとつだと思います。注意点としては、子猫を引き取る際には最初に必ず動物病院での健康チェックを受けてください。先住猫がいる場合は感染症などがうつらないよう、特に注意が必要です。
また、多くの子猫の中からパートナーを選ぶ場合には、次のような点を考えてみると良いと思います。
○長毛か短毛か…長毛の場合、毎日のブラッシングなどお手入れが欠かせません。
○猫種ごとの特徴…犬ほど品種による違いは大きくありませんが、純粋種の場合は猫種ごとに特徴があります。
○オスかメスか…オスの方が活動的と言われますが、個体差もあります。また性成熟すると行動上の変化(オスではスプレー行動、メスでは発情期の大きな鳴き声など)も問題となる場合が多いので、いずれの場合も避妊去勢手術をおすすめします。※スプレー行動とは、自分の縄張りを主張するため、尿をかけてマーキングすること。
○子猫か成猫か…子猫は活発で夜中に走り回るなどの問題が起きる場合があります。成猫は落ち着いている反面、新しい環境にはなじみにくい場合が。
猫との暮らしは多くの場合、10年以上にもなります。最後までしっかり面倒を見ることを前提に迎えてあげてくださいね。
この前ダイを家族に迎えたばかりなのに、次は子猫!? どうしようか迷ったけど、ハジメが真剣な顔で頼むから、ついOKしちゃいました。猫を飼うのは初めてなので、わからないことだらけ。動物病院の先生に聞きながら、上手に育てていければいいな。