大友ファミリーの犬&猫飼育日記 ハジメのニャンコ飼育日記 キトゥン編

Story08<子猫の社会化>お友達のうちへ遊びに行ったよ!

獣医さんのメッセージ

 やんちゃな性格のスーちゃんですが、初めての場所へ連れて行かれてちょっと緊張してしまったようですね。
  基本的に、猫は完全室内飼育が推奨されますが(Story06参照)、子猫のうちから常にお家で飼い主さんだけと一緒に過ごしていると、極端に怖がりで人見知りな性格になってしまう場合があります。
  知らない人が来ると押入れに隠れて帰るまで出てこない、他の動物を見ると「シャーッ!」と威嚇する、などといった子は少なくありません。
  飼い主さんは「自分にだけなついてくれて嬉しい!」と思うかもしれませんが、困ってしまう場面もあります。例えば、病気や怪我で動物病院に入院した時やペットホテルに預けられた時などに、パニックを起こしたり、ストレスから体調を崩してしまうことも……。
  そうならないためにも、子猫のうちからいろいろな刺激に慣らしておいてほしいと思います。特に生後2〜7週くらいは「社会化期」と言って、子猫の性格形成にとても大切な時期。この時期に、家族以外の人や動物とふれあったり、室内外のさまざまな刺激(音、振動、匂いなど)に慣らしておくと、成長してからも飼いやすい猫に育ちますよ。

[監修]もみの樹動物病院 村田香織先生
ママのイラスト
パパの感想

いつも元気なスー。友達の家へ連れて行くと聞いて、イタズラしないか心配だったけど、やっぱりスーも初めての場所では緊張するんですね。基本は完全室内飼育ですが、家族以外の人に会わせたり、外の刺激にも慣らす「社会化」の機会を作ったりしてあげたいと思います。

  1. ペットを飼う前に…
  2. 子猫を迎える前のチェックポイント
  3. 飼育の環境を整えよう
  1. 基本的なしつけ
  2. 食事の上手な与え方
  3. 室内飼育のポイント
  1. メディカルケアの重要性
  2. 子猫の社会化
  3. 動物を飼うことの責任

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