やんちゃな性格のスーちゃんですが、初めての場所へ連れて行かれてちょっと緊張してしまったようですね。
基本的に、猫は完全室内飼育が推奨されますが(Story06参照)、子猫のうちから常にお家で飼い主さんだけと一緒に過ごしていると、極端に怖がりで人見知りな性格になってしまう場合があります。
知らない人が来ると押入れに隠れて帰るまで出てこない、他の動物を見ると「シャーッ!」と威嚇する、などといった子は少なくありません。
飼い主さんは「自分にだけなついてくれて嬉しい!」と思うかもしれませんが、困ってしまう場面もあります。例えば、病気や怪我で動物病院に入院した時やペットホテルに預けられた時などに、パニックを起こしたり、ストレスから体調を崩してしまうことも……。
そうならないためにも、子猫のうちからいろいろな刺激に慣らしておいてほしいと思います。特に生後2〜7週くらいは「社会化期」と言って、子猫の性格形成にとても大切な時期。この時期に、家族以外の人や動物とふれあったり、室内外のさまざまな刺激(音、振動、匂いなど)に慣らしておくと、成長してからも飼いやすい猫に育ちますよ。
パパの感想
いつも元気なスー。友達の家へ連れて行くと聞いて、イタズラしないか心配だったけど、やっぱりスーも初めての場所では緊張するんですね。基本は完全室内飼育ですが、家族以外の人に会わせたり、外の刺激にも慣らす「社会化」の機会を作ったりしてあげたいと思います。