Let's Study! 犬と猫の肥満について知ろう!

ブラッシングのポイント
歯みがき

ボディチェック

●毎日かならずチェックする習慣を

 愛猫の体の異常に気づくためには、いつもの「正常な状態」を知っておく必要があります。毎日のブラッシングのついででも構いませんので、体のすみずみを意識してチェックする習慣をつけましょう。

■目のチェック  のぞきこんで「輝き」を調べます。白目の部分や目頭が赤くなっていないか、瞳孔の開き方は左右対称かなどをチェック。目やには少しならOKですが、緑や黄色のものが大量に出ている時は結膜炎などの可能性が。
■耳のチェック  耳の中をのぞきこんで、赤くなっていないか、耳アカはたまっていないかなどをチェック。いつもと違う臭いがしないかも確認して。もし耳アカがたまっていても、無理に掃除する必要はありません。コットンなどでやさしく拭き取る程度にして。

■口のチェック  唇をめくって歯と歯茎の色をチェック。健康な猫の歯は真っ白で、歯茎もキレイなピンク色をしています。歯の表面が黄色〜茶色に変色していたり、歯茎が赤く腫れている場合は歯周病の疑いが。また、口まわりに触られるのを異常に嫌がる場合は、口腔内に何らかのトラブルがある可能性も。

■皮膚  リラックスした状態で背中から触っていきます。猫が気にしないようなら頭やしっぽ、足の付け根〜足先と徐々に触る範囲を広げて。できれば猫を後ろ足で立たせて、普段見えないお腹や足の裏側もゆっくり触ってあげましょう。皮膚や被毛がバサついていないか、傷やしこり(できもの)などないか、毛をめくって皮膚の色や状態も確認します。しこりなどに気づいたら、あまり触らず、早めに獣医さんに診てもらいましょう。

■お尻まわり  手で軽くしっぽを持ち上げて肛門の周囲をチェック。ウンチなどで汚れていないか(下痢、軟便の場合が)、赤くなって炎症を起こしていないかなどを確認しましょう。

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行動・仕草のチェック

●「気のせい」で終わらせないで!

 特に思い当たる理由がないのに「元気がない」「食欲がない」「くしゃみをする」などといった時は注意。特に、食欲の減退は病気のサインの場合も多いので、あまり様子を見過ぎないようにして。
 神経質になる必要はありませんが「まぁいいか」で終わらせず、「今日はどうかな」と日々継続して気にしてあげることが大切です。
 また猫の場合は、トイレの回数や時間、歩き方の変化、毛づくろいはしているか、などにも注目しましょう。

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