大友ファミリーの犬&猫飼育日記 ハジメのニャンコ飼育日記 アダルト編

Story05<気をつけたい病気編>お隣のミミ、病気なんだって。心配だなぁ。

獣医さんのメッセージ

 膀胱に炎症が起きることを膀胱炎(ぼうこうえん)と言います。猫の場合、原因が不明なことも多いのですが、ストレスなど目に見えないことが引き金で膀胱炎になることもあります。膀胱炎になるとトイレへ行く回数が増えたり、血尿が見られたりします。ミミちゃんのように少しでも異変に気づいたら、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

 膀胱炎もそうですが、猫は泌尿器系の病気にかかりやすいと言われます。気づかずに放置してしまい、病気が進行すると短期間で死に至るようなケースもあります。日頃から、愛猫がトイレに行く回数や尿の状態(量、色など)に、気をつけてあげてほしいと思います。

 ほかにも注意しなければならない猫の病気はいろいろありますが、猫は野生の暮らしの名残りなのか、自分の体調が悪くてもそれを隠そうとする習性があります。そのため、飼い主さんが気づいた時にはかなり症状が進んでしまっている、といったことが少なくありません。

 愛猫の異変に早く気づくために大切なのは、「いつもの状態」を知っておくこと。おすすめはスキンシップを兼ねた毎日のボディチェック。体のすみずみに触って、何か変わったことがないかチェックします。
  また、トイレの回数や食欲、寝る時の場所や姿勢など、行動や仕草にも病気のサインが表れます。普段から愛猫の暮らしぶりをよく観察して、ちょっとした変化を感じとれるようにしてあげたいものです。

[監修]井本動物病院 井本史夫先生
ママの感想

猫はオシッコに関する病気が多いと聞いていましたが、お隣のミミちゃんもかかってしまって心配です。野田さんによると栄養バランスに気を遣った食事を与えることと、お水をしっかり飲ませることが大切なんだとか。そういえば、スーって1日にどれくらいお水を飲んでいるのかな? チェックしなければ……。ミミの気持ち

  1. 食事編
  2. お手入れ編
  3. 健康診断を受けよう編
  1. 遊び編
  2. 気をつけたい病気編
  3. もしもの時に備えて…編

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