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●毎日かならずチェックする習慣を
愛犬の体に異常が表れていても、意識してチェックしないと気づかないことがよくあります。毎日のブラッシングのついででも構いませんので、体のすみずみを意識してチェックする習慣をつけましょう。
■目のチェック
のぞきこんで「輝き」を調べます。黒目の中心の色に変化がないか、白目の部分が赤くなっていないかなどをチェック。目やには少しなら心配ありませんが、ウミ状だったり乳白色のものが大量に出ている時は異常アリです。
■耳のチェック
耳の中をのぞきこんで、赤くなっていないか、耳アカはたまっていないかなどをチェック。いつもと違う臭いがしないかどうかも確認して。もし耳アカがたまっていても、無理に耳毛を抜いたり、綿棒でこするのは×。コットンなどでやさしく拭き取る程度にしておきましょう。
■口のチェック
唇をめくって歯と歯茎の色をチェック。健康な犬の歯は真っ白で、歯茎は普通はキレイなピンク色をしています(犬種によって歯茎が黒い子もいます)。
歯の表面が黄色〜茶色に変色していたり、歯茎が赤く腫れている場合は歯周病の疑いが。また、犬が口まわりに触られるのを異常に嫌がる場合は、口腔内に何らかのトラブルがある可能性もあります。
歯の表面が黄色〜茶色に変色していたり、歯茎が赤く腫れている場合は歯周病の疑いが。また、犬が口まわりに触られるのを異常に嫌がる場合は、口腔内に何らかのトラブルがある可能性もあります。
■皮膚 犬を寝かせたり、抱っこしたりしてリラックスした状態で全身を触っていきます。触られるのを嫌がる子は「今日は背中だけ。明日は足の付け根を少し……」といったように、少しずつ慣らします。毛をめくって皮膚の表面の色、フケが出ていないかなどをチェック。また、小さなしこり(できもの)などに気づいたら腫瘍などの可能性があるので、早めに獣医さんに相談しましょう。
■お尻まわり
犬には肛門の両側(4時と8時の方向)に肛門嚢(こうもんのう)という分泌腺があります。ここに分泌物がたまるため、犬によっては定期的に絞ってあげる必要があります。
肛門嚢のあたりを触ってみて、ポコッとしたふくらみを感じた時は分泌腺がたまっている可能性が。その他、肛門のまわりが汚れていないか、などもチェックしましょう。