ハジメくんの言うとおり、フードを食べないからといってオヤツを与えてしまうと、猫はますます偏食になり、肥満の原因にもなりがちです。
オヤツを与えるのはOKですが、食事と合わせて1日の必要カロリー内に収めること。また猫が欲しがるだけ与えるのではなく、特別な時のごほうびとして少量ずつ与えましょう。
そもそも、猫は食の好みにうるさい子が多く「昨日はたくさん食べたのに、今日は食べない!」といったことがよくあります。つい心配になってフード以外にオヤツをあげたり、人間用の食事を“おすそ分け”しがちですが、栄養バランスの崩れた食生活を続けると、肥満や糖尿病、腎疾患など、さまざまな健康トラブルを引き起こしてしまいます。
特に肥満は心臓や骨・関節などに大きな負担をかけ、体のさまざまな部分に悪い影響を及ぼします。「少しくらいぽっちゃりがかわいい」という飼い主さんもいますが、愛猫を健康に長生きさせてあげるためには、適正体重(1歳頃の体重が目安)を保つことがとても重要なのです。
猫は生後10カ月くらいで体がほぼできあがります。この時期になったら、フードを子猫用から成猫用に切り替え、栄養の偏りがない正しい食習慣をつくるよう、飼い主さんが気をつけてあげてください。
ママの感想
スーは食が細いようで、気に入らないフードは全然食べません。仕方なくオヤツをあげたり、煮干しをあげたりしてましたが、栄養バランスを考えるとよくないんですね。カロリーオーバーも心配。総合栄養食のフードを中心にして、今の体重をキープするよう心がけます。特にパパはスーに甘いので勝手にオヤツをあげないよう注意しなきゃ!