●主食は“総合栄養食”に
動物病院やペットショップにはさまざまな種類のフードが並んでいて、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。それぞれ商品ごとに特徴はありますが、メインの食事として与える場合は、パッケージに“総合栄養食”の表示があるものを選んで。総合栄養食は、水と一緒に与えることで犬に必要な栄養素をバランスよく摂取できるよう作られているフードです。
オヤツや手作りフードを与えたい飼い主さんも多いと思いますが、それだけではどうしても栄養バランスやカロリーが偏りがち。主食は総合栄養食のペットフードとし、手作りフードやオヤツはトレーニングのごほうびや特別な日のご馳走として与えるのがオススメです。
●年齢に合ったタイプを選ぼう
人間と同様、犬も成長の段階(ライフステージ)によって、必要なカロリーや栄養素が変わってきます。例えば、成長期の子犬時代は高カロリーの子犬用フードが適していますが、年齢によって必要なカロリーは変わってくるので注意が必要。高齢になれば消化や吸収の機能も衰えてきます。
年齢に合わないフードを与え続けると、栄養が不足したり、カロリーオーバーで肥満になるなどの問題が生じる場合も。愛犬のライフステージに合わせて、フードを選んであげましょう。ただし、いきなり新しいフードに切り替えると下痢をするなど、体調を崩す子もいます。はじめは今まで食べていたフードと混ぜて、様子を見ながら徐々に切り替えて。
※参考サイト:日本ヒルズ・コルゲート株式会社