母犬や兄弟犬、最初の飼い主さん(ブリーダーさん)と離れ、新しい飼い主さんの家へ行くことは、実は子犬にとっては大変な出来事です。どんなに元気そうに見えても、子犬は環境の変化や家族との別れのストレスを抱えています。こうしたストレスが引き金になって、体調を崩すケースも。家族みんなでかまいすぎて睡眠不足になったりしないよう、十分気をつけましょう。
また、子犬はいたずらやトイレの失敗をするものですが、飼い主さんがしかっても、反省するより恐がってしまい、あまり効果はありません。でも反対に「まだ子犬だから」と何もしなければ、子犬は飼い主さんにとって望ましくない行動を身につけてしまいます。
失敗を叱るのではなく、失敗しない環境を作り、成功したらたくさんほめてあげること。「トイレで排泄したらほめてもらえた!」といった“良い経験”を繰り返すことで、子犬はどんな行動をとれば良いのか、少しずつ理解していくのです。子犬が家に来たその日から、根気よく「望ましい行動」を教えてあげましょう。
ママの感想
ブリーダーさんから「子犬はとってもデリケート。くれぐれも疲れさせないで!」と言われたので、マユやハジメが遊ばせすぎないよう注意しなきゃ。トイレやクレートのしつけは、家に来たその日からはじめた方があとあと楽なんだそうです。気長に頑張るぞ!