四季折々を感じられる散歩や外での遊びは、飼い主さんと愛犬との楽しいひととき。でもシニアになると、今まで活発だった子が外へ出たがらなくなったり、すぐ疲れてしまうなど、行動の変化が見え始めます。ダイくんのように、元気に走り回った後で体調を崩す子も。そうなると「そろそろ散歩は控えようかな」と思うかもしれませんね。
しかし、まだ元気なうちから散歩や運動の量を減らしてしまうと、筋力が低下して、立ったり歩いたりする日常動作もつらくなってしまい、早く寝たきりになる場合があります。また、運動不足から太ってしまう子も。
散歩には運動としてだけでなく、犬の心に良い刺激を与える効果もあります。外へ出て視覚や聴覚、嗅覚などをフル活動させることが脳の活性化にもつながるのです。疲れ具合や体調を見ながら、その子に応じたレベルの散歩や運動は続けてあげましょう。
飼い主さんに気をつけていただきたいのは、まず第一に体温調節。真夏の日中の散歩はシニアにとっては負担が大きいですし、逆に真冬の外と室内の温度差もこたえます。夏は早朝や夜遅めの涼しい時間を選び、水分補給に注意してあげること、冬は洋服を着せるなどの寒さ対策を、成犬の頃以上に気をつけてやってあげましょう。
散歩や運動だけでなく、室内環境や生活のリズムも徐々にシニア仕様へ変更が必要となってきます。ただ、あまり先まわりして過保護にすると、筋力が落ちたり、刺激不足で反応性が低下したりして、むしろ老化が進んでしまうことも。シニアになっても頑張っている愛犬を最大限応援しつつ、少しずつサポートを始めてあげるといいでしょう。